アマネ

なんか凄い、そして切ない(ネタバレ注意です)
悲しいけど凄い作品でした。 読み終わった時の複雑な感情を上手く言葉で表現出来ず、シンプルな感想しか書けないのがもどかしいです。笑 繭人という人物そのものが悲しい 酷く孤独な思いをずっと抱えてたからこその優しさなのですね。 八木が真実を知ることも、希尋がその後どうなったかということも書かれずに「了」の文字を見た時は正直、とても驚いてえっ!?と声に出てしまいました。でもそういった終わり方がまた報われないな...とか、愛情や人の愚かさ、などを感じさせられるなというか...書き表すのは私には難しいです、、笑 作者さんの表現力や構成力も素人ながらに凄いなと思いました。特に八木と希尋の間にある隔たりの表現の仕方が好きです。 私は、希尋がまた繭人や色んなことを思い出して、繭人のことや思いや渇望を音楽にしてくれたらいいと思いました。それも寂しいですけど、もっと素敵というか、人の心を刺すような曲を希尋は作る気がします。 この衝撃は忘れられないと思います。今も思い出すと、胸がきゅっとなるような、穴がぽっかり空いたような...。素敵な小説をありがとうございました。
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ngs様 拙作をお読みいただき、感想までいただきまして、ありがとうございます! 「ここで終わるの!?」というお声は他の方からも結構いただいたのですが(笑)、その後どうなるのかということも含めて読み手の方に委ねたかったので、そこまで想像していただけてとても嬉しいです。 ngs様が書いてくださったような未来は、実は私も「そうなら一番いいなあ」と想定していたものです。深すぎる傷を負った希尋にとっては忘れたままの方が幸せなのかもしれないけれど、それでも…と。取り戻した記憶に苦しめられる姿はさすがに辛すぎて書ける自信がありませんが…(苦笑) 繭人のことも深く読んでくださってありがとうございます。優しさは
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