三朗.G

「よりによって、今日が雨なんてね」
こんにちは。トピックへの参加ありがとうございます! 今回も楽しく拝読させていただきました。 今まで読ませていただいた作品はハイファンタジーが中心でしたけれど、今回の舞台は初の『現実(リアル)』だったので、その辺りも含め、とても興味深い内容でした! 私がこの作品から1番感じたのは、『映像的な鮮やかさ』です。 これは小説なのでもちろん『文』なのですけれど、どこまでも淡々と紡がれていく美しい描写や切ない描写を追う度、まさに短編映画を観ているかのような感覚になりました。 中でも強烈だったのは、2ページ目の「よりによって、今日が雨なんてね」という言葉ですね。冒頭と同じセリフですが、明らかにニュアンスが違っていて、(いろんな意味で)どきりとしました←。 また、そのほかにも対比となる描写がいくつもあり、短編ながら非常に読み応えのある作品でした。 ありがとうございました。またお待ちしております。
・1件
三朗.Gさま またまた丁寧にお読みいただき、また心のこもった感想ありがとうございます。 そうなんです、今回はじめてお読みいただく現代ドラマ・恋愛短編でしたので、ちょっと不安でした。どう取られるかな、と。 「映像的な鮮やかさ」とのお言葉嬉しいです。情景描写や台詞は凝らないぶん、光景や主人公の心情が目の前に浮かび上がるように文をそぎ落としたので、そう仰っていただけて本当に良かったです。 冒頭と2ページ目の同じ台詞の対比も味わって下さったのも嬉しいです。 こちらこそありがとうございました。また機会がありましたらよろしくお願いします。

/1ページ

1件