キノウ

二人で乗り越え、その先に…
きっかけはテスト用紙が風に舞い出会うって、まさに漫画の一場面。明るく振る舞いながら、臆病な自身を出さないように過ごす早川。穏やかで無口な大原。学年、性格が全く違う二人が一緒にいる事でお互いに心安らぐ関係になって、互いに気持ちが通じあった矢先の出来事。 全く予測してなかった、衝撃的でしたね。これには作者さんにイイ意味で騙されました😅大原の両親が愛情に貪欲で、それで母親がなくなり、父親が子供も憎んでとなんて…、大原が記憶を無意識に封じていたのも仕方ない。だから生きてた父親に会いたいと思ったのは仕方ない😓けど、まさか父親が大原に不幸を味合わせる為に他人を巻き込み、まさに大切な人まで巻き込んでしまったのは、生きていくのが辛かったと感じました。 大原に「生きろ」と言った佐野さんはホントに大原の事が大切だったんでしょ。早川にも、約束は破るようなことはしない。と言って、早川を前向きにさせたのもよかった。 けど、なによりも感動したのは、早川が大原の気持ちに気づいた時は、ちゃんと気持ちに寄り添い、自分の気持ちを押し付けず、待てた事ですね。最後の走りを見に来て再会した二人には泣けました。それ以降の二人はホントに幸せに少しずつ歩んでいるのが読めてよかった。 早川の両親は素敵でしたね。早川が大原と離れてから落ち込んでるねがわかっても、優しい見守り、仲の良い友達じゃないと気づいても、同棲に反対せず、息子として迎えたいみたいに言うなんて、またそこでも泣けました😭 無償の愛は、大原を支えてきた佐野さん達、早川を愛情たっぷりに育ってきた両親、互いに想い合う二人。咲いた花は二人のこれからの未来になるとイイですね。 とても素敵なお話でした。ありがとうございました😊
1件・1件
ご感想ありがとうございます。 最後まで、しかも細かい部分まで読んでくださっているみたいで、とても嬉しいです!励みになります! 早川と大原のふたりだけではなく、周りの登場人物たちもよく見てくれていたようで、とても心に沁みました。本当にありがとうございます😭🙏
1件

/1ページ

1件