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雪を溶かすように
鷹取 はるな
2021/8/6 15:45
二人の王子たち(+街の青年)の束の間の休日
(以下、P37~46までを読んでの感想となります) 仲良くなりたいと思う人と一緒にどこかへ出掛けること、――いわゆる『デート』は効果が絶大です。 本文中でも、人間国の王子・悠とその人間国へと人質として送られた獣人国の王子・薫とが一緒に買い物へと出掛けております。 全くの二人きりではなく、悠の友人?の新も一緒でしたが・・・・・ その新の母親が営む、悠も行きつけのお店でスイーツを食べ、薫が欲しかった新しい家具やレターセットを買い求めていきます。 一緒に甘いものを食べる+お買い物=『デート』ですね。 当の二人にとっては『デート』のつもりなどさらさらなかったに違いありません。 それほどまでに極めて自然に、緩やかに和やかに『時』は過ぎて行きます。 悠はあくまでも薫に優しく扱い、薫は悠にとても素直に応じます。 新は、まぁ賑やかです。 ――しかしやはり、これはどこからどう見ても確かに『デート』なのです。 悠が薫と、薫が悠とさらに仲を深めていくために必要不可欠な、大事な大切なひと時だったのです。 口の中でパチパチと弾ける色とりどりのお菓子・ラカや、獣人がその力で作る不思議な雑貨など、興味深い品々が二人の『デート』を物語をキラキラと彩ります。 特に後者は、後々又話のすじにかかわってくるのではないか?と、物語の半ばも半ばの私は勝手に想像してしまいました。
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春野ひつじ
2021/8/6 16:59
薫と悠が一緒に出かける場面は、二人と新が和やかに過ごしていて、特に気に入っている場面の一つです。感想を書いてもらうのは初めてでドキドキしていた私ですが、その場面を『デート』と表現して薫と悠の様子や関係を細かく読みとっていただき、嬉しくてニヤニヤしながら何度も読み返してしまいました。 鷹取様、丁寧なレビューを本当にありがとうございました!
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鷹取 はるな
2021/8/6 17:06
そう言って頂けて、よかったです‼ 拝読していた私の方も一緒に楽しませて頂きました。 こちらこそ、素晴らしい機会を頂きありがとうございました<(_ _)>
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