桜井清志

彼が最後に見たものは
彼が最後に目にした彼女からのメッセージ。サプライズかも、という期待があったからこそショックも大きかったかもしれませんが、それを逆手に取った彼女の胸の内も、同じようにとてもつらかったことと思います。 開けた瞬間の光景が目に浮かび、その意味を理解した瞬間、なんとも切ない気持ちになりました。 遠距離恋愛は、本当に難しいですね…。 見失ってしまうものもありますが、離れたからこそわかることもあるのかもしれません。彼は思いやりや大事にする気持ちを忘れ、彼女は彼のそういう本質的なところに気づいたのかなって思いました。 結婚も視野に入れていて、悪い人間だとは思いませんが…ちょっと性格が、せこいというか、ズルいというか。これを機に気づいてほしいと願うばかりです。 それにしても、今回のお題の『夕立』の使い方、二人の情景や心情にマッチしてて、上手いなと思いました(^^) 物語全体を包み込むようで、素敵でしたよ。 二人からは、夕立が降る前のような不穏な空気を感じ、実際に降り出したら、それはどんどん立ち込めていって。それでも雨が上がればなにか変わるのかな?と思いながら読み進めていました。 残念ながら、変わっちゃったのは、彼の心情のようでしたが…。 まったく、男ってやつは…(´ー`)ですね(笑) 今回も妄想コンテスト、お疲れさまでした♪ 僕はオリンピックやら大雨やらでバタバタしていて、締切間近に猛スピードで仕上げてしまいました。諦めようかと何度も思いましたが、村木さんの作品が投稿されたのを見て、ギリギリまで踏ん張ることができました(^^) 本当に、3時50分に書き終わって、コンテストに応募したのは1分前でした。 いつも刺激を、本当にありがとうございます♪ 夕立とともに切ない気持ちが伝わってくる、なんとも心に残るお話でした。 ありがとうございました(^^)
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いつも感想ありがとうございます。桜井さんがおっしゃるようにボストンバッグの中身は最初から別れを意図したものではなく、彼氏に会いに来た彼女がいつも使っていたものが彼との思い出の品だったというものです。そういう意味でも切ないものと思っていただけてうれしいです。 遠距離恋愛で久しぶりに会った男女をどう描くか、夕立というテーマをどう使うか、悩みました。ふたりの行方を雨の降り始めから上がったあとまで意識して散りばめた点もしっかり感じ取っていただき、感無量です。 今回の夕立は難しかったですね。浮かんでくるアイデアがうまくまとまらないで、それこそパスしようと思ってました。それでも桜井さんは応募するだろうな

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