例えば、どうして、そして
(随分前に紹介文機能でお送りしましたが機能が意味をなさなくなったので、こんにちは) まずは転載↓ ちゃんと互いを癒そう。彼女の耳元に息を残して、彼は思う。ちゃんと、ゆっくりと。でも、そう、インスタントでいいから。(本文より) これ、すげぇ刺さった。 ノスタルジック、しかし日常、どこか哀愁が淡々と過ぎていく。 ちょっとこれ好きだわぁとリスペクト。なかなかシンプルで心地よい。  そして+α感想として。  作者さんも概要で書いていますが「ただ今を生きる」だとか、本文中にある「愛とはやってみなければわからない」とか。他にも↑たくさん良い文が散りばめてありますが、平成独創。そう、生きやすいけれど却って不便な世の中。ねぇ一体何を見ようかと読みながら考える。例えば今、何かがあっても世界は変わらず廻っている。これは「哀愁」くらいのふわっとした感性で形がない。追うものでもなく間違いなく頭の隅に誰しもが眠らせているもの。  だけど、だからというものがあるのかもしれない。読んだ方、一体貴方は何を見ているでしょうか、肌で感じているでしょうか。  ぼんやりとした虚無の中に雪崩れ込んでくる、ゆっくり、穏やかに、自由に。時として見え方が違うのもまた「日常」で。  そうそう、アルファベットの意味、拾ってみてくださいね。なんて返ってきますか?そっと耳を澄ませたい情緒。貴方は確かに、ここにいるのでしょう。

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