鷹取 はるな

『コップの中の嵐』は離れて観ているだけに限る
冒頭部分、語り手の傑(すぐる)とその恋人の智也とは凄まじいばかりの舌戦を繰り広げています。 イマドキ?で言うところの『ディスり合い』です。 俎上に乗せられているのは「お互いの好きな女について」 えっ?アレ?君たち男同士で付き合っているはずではないのかい? 思わず私は画面に向かってツッコんでしまいました。 しかし、当人たちはあくまでも本気です。 本気と書いてマジと読む勢いです(智也が元ヤンキーなもので、つい) 傑から一方的に『恋人休業宣言』が発令される程に。 この傑と智也と、そして私こと静香を加えた三人は幼馴染み同士です。 男二人、女一人の幼馴染み三人の間で恋愛模様がと言えば真っ先に思い浮かぶのは、「女一人をめぐる男二人の闘い」です。 それが男二人がくっつくとは! 静香ちゃんがどれ程までにこのバ カップル(失礼)に振り回され、脱力の極致へと至るのか――。 是非とも本文をお読みになって、確かめてくださいませ。 ラスト、彼女と一緒になって叫んでしまうこと請け合いです(私はそうしました) そう、タイトルにも冠した様に『コップの中の嵐』は静観、静かに見守るのが一番得策なのです(ダジャレじゃないです) とばっちりを食らっても割が合わないだけですから。 でも静香ちゃんはコップの外に居ながらも、中身を丸被りしてしまう様な損なタイプではないかと思います。 個人的には大好きです。 そういう女の子。
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素敵なご感想ありがとうございます、鷹取様! コップの中の嵐とはうまいこと仰るなと。静香は間違いなく、離れて見てたいのにコップの方から襲ってきてズブ濡れになるタイプですね!可哀想に(お前のせいだ)。 しかしこれはこれで彼らは幸せ、なのかも? ペコメもすごく嬉しかったです、ありがとうございました!!
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ありがとうございます<(_ _)> コメディタッチな作品でしたので、だいぶくだけて(ふざけて)書かせて頂きました。 そう言って頂けて、安心致しましました。 基本、ツッコミ気質なもので(笑) こちらこそ、とても楽しい作品を読まさせて頂きありがとうございました!
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