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土佐屋治兵衛
2021/9/20 10:55
では登場人物の説明です。 心優《みゆ》 自閉症スペクトラムのASD(アスペルガー症候群)と重度の聴覚過敏症と軽度の味覚傷害による偏食という個性を持っている。 ※味覚傷害だけは、奇跡的に超絶美味な味覚に偏っており、心優の母親が作る料理は滅多に食べない。幼い頃には何度か栄養失調になり点滴と薬剤によって栄養を保っていた。母親の知り合いのシェフが作る料理を辛うじて食べる。その為に体は痩せ細っている。だが小学校高学年になる頃には自分で料理を作るようになったので、自分が作る料理を食べるようになる。しかも味は超絶美味である。 性格。本来は思慮深く活発で行動力があるのだが、自閉症スペクトラムという障害を無理解している者達にぞんざいな扱いやイジメや嘲笑により、特定の心許せる人以外の人間に不信感が激しく臆病になっている。 料理(特にお菓子作り)が得意だが、障害のためにマルチタスクが出来ないので作るのはひとつひとつの作業を独自の順番でやるので遅い。また自閉症スペクトラム特有の独自の順番を間違えるとメルトダウンを起こし料理が作れなくなってしまうので、作る時は母親か愛理《えり》や光《ひかり》の手助けが必要。 趣味としてイラストを描いている。それはとても繊細で米粒ほどの小さな絵をびっしりとA2の用紙に描いてしまう。また全て想像ではなく現実として存在している日用品や建物、自然、動物を組み合わせて描かれており、全く想像上の物は描かれていない。全て眼で見たもので記憶しているものを正確に書いている。しかし過去のイラストレーターや芸術家が描いた想像上の人間や動物をイラストに取り入れることもあるが、それも眼で見たものである。 サヴァンに近いがASD障害(アスペルガー症候群)特有の正直さから来たもの。 運動は苦手で、特に人とコミュニケーションを取るようなスポーツは特に苦手というより、彼女のASD障害によってうまく他者とタイミングを合わせることが出来ない。 身体的特徴は、味覚障害も手伝ってか従来、少食であるために痩せている。身長も平均身長より五センチ低い。髪はセミロングで艶のある濡れ口羽色した黒髪。 整った顔立ちと小顔で美しくも愛らしい顔立ちをしている。 3月14日が誕生日。
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・4件
土佐屋治兵衛
2021/9/20 10:58
登場人物の説明2です。 愛理《えり》 心優《みゆ》の一番の理解者であり、常に冷静沈着。 決して自らが行動を起こすことはないが心優《みゆ》にだけは干渉する。 先を予見する言動が目立つが、人が訝しがるほどではない。 ※この物語の鍵ではあるが柱(伝えるべきテーマ)では無いので読者には多少の違和感を与える程度に留める。 実は心優《みゆ》が幾つもの運命の分岐によって一度は向けられて放出した絶望のなかで生きたいと思う意識の集合体であり幻である。その全てが向けられ放たれた意識の末路が実現することがなかった自殺である。 心優《みゆ》の15才の誕生日が運命の分岐によって幾度も放出された意識体の中で最後の意識体
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土佐屋治兵衛
2021/9/20 11:04
登場人物の説明3です。 奏《かなで》 心優《みゆ》の親友。古典文学が好きで、話す言葉も古めかしい言葉を敢えて使っている。それは彼女がお笑いが好きでいつかコメディアンになりたいと思い、ユニークなキャラを演じるために古めかしい言葉を使いいているのがその理由である。 体つきは好きし太めではあるが、表現としてはふくよかな体つきをしている。 直情型ではないが怒ると言葉も荒くなる。友達思いで自身の苦痛や悩みを打ち明けることはない。母親を愛している。 心優《みゆ》の障害を理解している1人。
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土佐屋治兵衛
2021/9/20 11:07
光《ひかり》 二学期の途中で心優《みゆ》と愛理《えり》の友達になる少女。 後(第二部以降)に心優《みゆ》の親友となる。 明るくお喋りで恋多き少女で恋愛話が好き。話始めると誰も聞いてなくても話続けてしまう。 化粧が得意である。よく心優《みゆ》に化粧を教えたりしてる。 大雑把ではないが細かいことは気にしない。イケメン好きだが性格が気に入らないと我慢出来ずに自分から振ってしまう。 行動力があり若干の直情型でもある。 物怖じしないしコミュニケーション能力は高い方ではあるが、スクールカーストの上位には属したくない傾向がある。それは差別の根源のひとつだと思うからである。 非常に友達思いが強く、特に心優《み
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土佐屋治兵衛
2021/9/20 11:09
登場人物の説明4です。 首藤《しゅとう》龍太《りゅうた》 正義感が強く優しく偏見もなく誰とでも仲良くなれる少年。我慢強くがんばり屋だが何事も真剣に取り組む質(たち)である。 心優《みゆ》の美貌に一目惚れするのは、か弱く薄幸の美人を守ってやりたいという正義感の現れである。 機転が効き、運動神経は良い方だが目立つ方ではない。だが同じ学年の男子からは一目おかれ、上級生や運動の部活顧問の人たちからは助っ人としてよく誘われるので、目立たないようにしているだけで、取り立ててひとつのスポーツにのめり込まないようにしている。 彼自身は人助けが性分にあっており、将来は困っている人の役に立ちたいと思っている。 心
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