桜井清志

深い話だと思います!
いろいろと考えさせてくれる作品でした。 怒りに身を任せていった男、これは怒りに呑まれていってしまったように思いました。怒りの向こう側にある、それが解消した時のスカッとした気持ち。それがある意味、中毒のようになってしまって。 考えすぎかもしれませんが、いつもイライラしている人って、もしかしてこれが原因の人もいるのかな、なんて思いました。 そして、リモコンで次々と消していき、その先に待っていたのは、すっきりとした気持ち。しかしさらにその先に待っていたのは、寂しさと虚無感。人がいるからこそ、感情豊かに生きれますよね。そうやって消してしまったからこそ、目をそらしていたその人の良いところが頭に思い浮かんでくるというところに、人の感情の奥深さを見た気がします。 神様は誰に何をプレゼントしたのか。きっとこの作品を読んだ人にも、大切なにかを与えてくれたのではないでしょうか。 それにしても今回、思い切りましたね(^^)構成力の巧みさと大胆さが、お見事でした。冒頭とエンディング、これが綺麗に繋がって。最後の一ページのインパクトが大きかったです。 2ページ目で視点がはっきりと変わって。ラストまでの文字数も、冒頭の内容を濃く頭に残したまま向かうことができる、ちょうどいい加減だったと思います。それがあったからこそ、どうなるんだろうと、ドキドキしながら読み進めることができました。 最後のページを短い文章で締めくくることによるキレの良さも秀逸でした。 今回も妄想コンテスト、お疲れさまでした(^^) 書き続けてはいたのですが、またしても村木さんの投稿を見て尻に火がつきました。おかげで僕も無事書ききることができました。もうここ最近、尻が大やけどです(笑)いつもありがとうございます(^^♪ またぼちぼち、やっていきましょう(^^)
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桜井さん、感想ありがとうございます。深い話と言っていだけてすごくうれしいです。 今回のテーマ「怒る」に対して、だれがどう怒るのか、その感情の運び方と爆発したあとどういった気持ちになるのか、そのあたりをあれこれ考えながら書きました。しっかりと汲んでもらえたことにホッとしているところです。また、最初と最後に登場する母子の会話に挟むかたちで再婚を考える男の本性のようなものを入れる試みについてもインパクトがあると言っていただけて飛び跳ねる勢いで喜んでおります。ありがとうございます。 妄想コンテスト、今回もお疲れ様でした。私も桜井さんと同じ思いで尻に火傷しています。ひとまず投稿して安心する間もなく次の
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