素晴らしいの一言
 天野アンジェラさま  この度は完結おめでとうございます! アンジェラさんの悪役令嬢ものなので、ハッピーエンドは間違いないのだろうと思っておりましたが、導入部分がアレだったので少々不安に思いながら……いい意味で何度も期待を裏切られ最終的には安定のハッピーエンド! もう、本当に読み応えがありました、脱帽しました!  前作はなんとなーく展開が予想できるストーリーだったのですが、今回はひたすら「え、この後どうなるの? 大丈夫なの? ちゃんと丸く収まるの? これで?」と不安になりつつ読み進め、特にエルジナのデミルカに対する敵意に至っては、「珍しく嫌な奴が登場か?」とも思っていたのですが、最後の最後で結局悪い奴ではなかったことが判明し、「もう全員幸せになれ!!」と心の中で叫びました。  あとはやっぱりアレンですね。デミルカも勿論好きですが、男キャラの中ではアレンが一番輝いてました。ちょっと毒舌でモノをはっきり言うところ、けれどそれでもデミルカへの愛情が感じられるところ……報われないことがわかっていても傍で見守って支えるところ……。結局デミルカとはくっつかなかったわけですが、だからこそ尚更好きになりました。(ちなみにマルグレトが嫌いというわけではありませんよ。彼も好きです。私のタイプではないと言うだけで←)  すみません、なんだか取り留めも無いレビューもとい感想……という名の独り言になってしまっておりますが。  とにかく良かったです。語彙力がないので上手く伝えられませんが、ストーリーとアンジェラさんの崇高なる文章力が相まって一言一句全ての文章が最高のハーモニーを奏でておりました。  以前、アンジェラさんがおっしゃっていた「自分の文章を読むのが好き」との言葉。それを否が応でも納得させられたというか……。同じ物書きとして「うあああ、文章素敵すぎる。真似したい。(けど出来ない)嫉妬心で狂ってしまいそう!」と無駄な葛藤を抱えてしまう程でした。(おこがましい)  個人的に言えば、これは是非書籍化、漫画化していただきたいレベルだと思っています。お世辞ではなく、ストーリーも文章もこれだけ高レベルなのだから、もっとたくさんの人に読んでいただきたいな……と。 (続きます)
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 テンプレを外しながらも悪役令嬢はきっちりこなし、キャラも一人一人が個性と魅力に溢れ、世界設定まできっちり。そしてそれを巧みに表現する高い文章力。読んでいて情景がありありと浮かぶし、キャラの会話の掛け合いも面白くて読んでいて全く飽きさせないかついい意味でストレスフリー。  私などが申し上げずともアンジェラさんご自身が一番わかっておられると思いますが、まさに大賞受賞に相応しい作品だと思います。  つまりまとめますと、本当に、心から読んで良かったと思える作品でした。  デミルカの強く気高い志し、襲い来る数々の困難にもめげることなく立ち向かっていく確固たる信念……そしてアレンやアシュリーやマルグレ
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夕凪ゆな様 ゆなさん、ご感想をいただきありがとうございます。 もう、作家人生の一生分くらい褒められてしまって、どうしたらいいんだろうというくらい胸がいっぱいです。笑 こんなに言葉を尽くして絶賛していただけるなんて思っていませんでした。 本当にありがとうございます。 丸く収まるのか不安になりながら読み進めていただけたと知れて、そんなふうに伝わったんだ~よかったぁと、安心しました。 自分ではいろいろ上手く伝わるのか不安もありながらの執筆だったので、読み手さんとしての心情を伺えて嬉しいです。 そしてさすがのアレン推し! アレンの魅力をしっかりと受け取ってくださってありがとうございます! マルグ
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