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桜咲吹雪
桜咲吹雪
2021/10/1 22:03
猫彦「にゃんにゃおーん(ふっふっふ、犬彦よ、久しぶりであるぞよ)」 犬彦「また瑠璃子の猫が、俺の足に絡みついてくる…一体どうすれば」 猫彦「にゃにゃっ(早いもので、今年ももう秋がやってくるぞよ、紅葉の秋…実に風流ぞな、自然の美しさに目を細めながら脂ののったサンマを食す…秋は誠に最高ぞよ!)」 犬彦「猫、お前はまた…俺に何かを訴えようとしているのか…?」 猫彦「にゃごにゃん(常に仏頂面のそなたであっても、秋の素晴らしさには心躍るであろうに。まあ、そんなわけで我はいま気分がいいから、そなたにまたまた予言を授けてやろうぞ)」 犬彦「しかし…俺には理解不能だ、猫がどのような信念のもとにどのような意思決定回路を巡らせ、どのような優先順位のもとに決断を下すのか、猫ではない俺には分からない。すまないな、猫」 猫彦「にゃーご…(相変わらず、そなたはごちゃごちゃと訳わからんことにうるさいのう。とにかく予言であるぞ、そなたはこれから先…食べ物をめぐる大騒動に巻き込まれるのじゃ、そして我に美味しいものを献上することになるぞよ!)」 犬彦「それにしても…瑠璃子には言いづらいが、猫、お前…太っているよな、少しは節制して健康的に体を絞るべきではないのか、まあ俺にとってはどうでもいいことだが」 猫彦「んにゃごっ(フンッ、犬彦うるさい奴め、我は烏羽玉島イチのプリティーキャットぞな! さっそく事件に巻き込まれるがいいぞよ、さあ皆の者たちよ、もうすぐ江蓮に会えるぞよ!)」
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