綾瀬 ルナ

最初と最後の一文にすべて込められていました。
最初に妻が送った夫へのメール。 夫が最後のシーンで妻に送るメール。 そしてそれは、妻がいつも夫に送っていたメールと同じ文面でした。 それらの流れで、妻がどんな気持ちでその文面を送っていたか、その気持ちが痛いほど伝わり、そしていなくなって辛さのあまりにメールを送ろうとしている夫の悲痛さ、両方が伝わってきました。 妻は寂しくて、悲しかったのかな。 最初と最後の一文にすべてが詰まっていて、悲しく切ないお話でした。 ありがとうございます。
1件

この投稿に対するコメントはありません