shiroi-ha

見事な叙述トリック
最近、氷堂出雲さんの作風を真似てなのか、同じような叙述トリック作品が増えてきたように思います。 最後の一行でひっくり返す話。 しかし、他の人の作品で、全然出来ていないものが多いです。 ひっくり返すなら、最後の一行を匂わせる伏線を散りばめておかないと叙述トリックとはいえません。 でも、最近の他の人の作品ではいきなり最後に実はこうでした!なんていう反則の作品が多く出現していて、がっかりします。 本作では、 ストーカー被害を警察が信じてくれなかったー男が男にストーカーということが一般的ではない。 勤めていたのが実はゲイバー クセがあるという自覚 など、伏線が撒き散らされています。 「俺の怒り」という作品では、これでもかというほど撒き散らされています。 真似をして、叙述トリックやろうという人は、伏線について、心して対応してください。 最後になりましたが、出雲さん、いつもながら見事でした。
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ありがとうございます♪ 私も最近、それを危惧しています。 しっかりと伏線が貼られているものも多いですが、中には言われるように唐突な反則作品がありますね。 でも、私のような新参者がコメント入れれる立場にはありません。 引っ掛からず、楽しみましょう。

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