にね

こんばんは、夜分にすみません。にねです。 自由律からはじまる物語の新作、拝読しました。とても切なく、考えさせられるお話でした。若さゆえに無鉄砲になれることと、若さゆえに縛られてしまうこと、相反するようでいて両立するんですよね。樹生くんは、一時的な留学のためなら親にも逆らって我を押し通してみせるけれど、未来を考えたときにはすごく保守的で、情にほだされずに冷静な判断ができる。二人に寄り添って読んできた読者の目線からすると、どうして留学のために向けられた熱意を、二人の未来にもそそげなかったのか、そこが少し残念でした。しかし愛だけでは何も生み出せないのも事実で、性別国籍ハンディキャップ土地のしがらみ、いろんな困難を理由に恋を諦めざるをえない人はそれこそたくさんいて、だから彼らにとってのリアルは、私たちにとってのリアル。そう考えると、樹生くんを責められないのもまた、やるせないですね。社会がそんな人たちに少しでも寄り添えるようになりますように、そう祈らざるをえません。 ……長々と感想を送ってしまいましたが、最後に一つだけ。4ページ目「表的」→「標的」の間違いではないでしょうか? 少し気になったので、老婆心ながら、お尋ねいたしました。今後の執筆も応援しております。
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にねさん こんにちは。 まず、誤字は直しました。なぜそう出たのやら、ですが、助かりました。 そして丁寧なメッセージ、ありがとうございます。このまま全部感想欄に置いて永久保存したいくらいです…! 私も書いてる途中で何度も作中の舞台と実際の世界が重なって見えてきたことがあって、傷を負って完結まで持ってきた気がします。 でも書けてよかったし、読んでもらえて、ここまでの反応をくれるほどの一作に仕上げられていたと思うと感動が止まりません。 以後も同じ、そしてこれ以上のものを届けられるよう励みます。 こちらこそ、執筆応援しております!
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ほとんどコピペして感想欄に載せてきました。笑 あちらへの返信はどうぞお気になさらずで……! お互いに励みましょうね。
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