クリスチャンの主人公の心情が聖書に綴られた言葉と共に物語の展開が繰り広げられていきましたが、一つ一つの言葉が大変興味深く、奥の深い作品だと感じました。遥妃が事故に遭い、神に祈りを捧げた後もどうすればいいのか分からない状態で彼女が目覚めるのを待つ主人公。そんな彼の心を支えてくれた氷聖の存在は大きかったですね。菫の花言葉と物語の情景を掛けているのは素敵でした。人にして貰いたいと思う事を人にもしなさい…この言葉、とても胸に響きました。神様の言葉を聞き、自分のこれからの行いを自分なりに解釈して相手と向き合っていこうとする彼の姿勢と彼女への想いが素敵でした。これからもきっと訪れるであろう困難に、主人公が神の言葉を頼りにどう行動していくのか。応援したくなる、そんな作品でした。
PS.
この度はイベントに参加頂き、有難う御座います!宗教の絡んだ話は普段あまり読まないのですが、倫理の授業で習った時の言葉以外も知れ、個人的に物語の流れと言葉を深く楽しめた作品でした。解釈違いなどをしていたら申し訳御座いません…😭タイトルの意味と言葉の深さを感じられた素敵な作品を有難う御座いました。
よんど