雪乃かぜ

ただ見たことのない星を描きたかった。
夜間における外出を禁じられた近未来。人々は生まれたときに渡される小さなラジオに生活を縛られて生きていた。星空に憧れる少女“灯里”はある日、深夜のある時間帯にだけそのラジオが停止することに気づく。意を決して夜の世界に抜け出した先に彼女を待ち受けていたものとは──。目を閉じれば満天の星空が浮かんでくるロマンチックなヒューマンドラマ。
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