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私は死ぬ前にあなたに会いたい
よしけん
2021/11/7 21:26
こんなに胸が抉られるほど哀しく、でも感動する物語
生まれて初めての「感想」記入です。本当は「レビュー」を書かなければいけないんでしょうが… それでも感動した気持ちをここに記入します。 忘れられない程に相手を好きになった主人公の紗菜。その恋は一途で、しかし、時を経ても変わることはない。しかし、運命とは皮肉なもので、何年も後に二人を引き合わせてしまう。燃え上がる一途な気持ち。しかし、あまりにも時間がたちすぎた。おまけに二人の間に「既婚」という壁がそびえ立つ。紗菜はなんとかその壁を乗り越えたいが、それができないことを両者は暗に気づいている。それでも、それでもーーせめてどんな形であっても繋がっていたいという気持ちはどこまでも純粋だ。それも読んでいるこちらが涙ぐむまでに。 しかし、このようなストーリーは間違いなく、しかし、当然のように破局を迎える。これを果たして「大人の恋」と呼ぶのだろうかはわからない。しかし、報われて欲しいと願い、応援したくなる、そしてラストで胸が抉られるほどこの物語は素晴らしい。一応のハッピーエンドを迎えるが、しかし、それは泣かずにはいられなくなるほどの哀しさ、切なさを含んでいる。いつまでも相手を思い続ける純粋な気持ちは時を超え、紗菜の人生を貫いていく。
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あらさん
2021/11/7 21:49
ありがとうございます。こんなふうに感想を頂いて、私が読みながら涙ぐんでしまいました。沙菜は自分勝手で我儘で弱くて誰かに頼らないと生きていけなくて、息がつまると昔を思い出しては甘えてしまう、そんな子です。それを優しく受け止めてくれる義也は、心の支え。でも、きっと、ずっと一緒にいたら嫌なところもお互い沢山知ってしまい、こんなに永く永く想い続けることはなかったかもしれませんね。人を好きになっては別れ、また誰かを好きになり、そう繰り返して生きてきた沙菜は、義也のことをいつの間にか、優しくて素晴らしい自分にとって最高最良の相手に作り上げてしまったのかもしれませんね。それでも沙菜の我儘に付き合ってくれる義
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よしけん
2021/11/7 22:05
返信ありがとうございます(ん?なんか変だぞw)。大分経って書いた感想なので、拙い感想文になってしまったのに、それでもお返しを送ってくれたことに本当に感謝です。 実話なんですか!だから、やはり胸を打つのでしょうね…この物語を読んでいるとき、何度も自分と二人を重ねてしまいました。お恥ずかしい話、自分の初めての彼女が9才の頃からの幼なじみで、最悪な形でフラれ、もう一度会うも更に最悪なかたちでブロックされ…を経験したがゆえに、紗菜に自己投影してしまいました。他人事ではなかったのです。幼い頃から知っている、というのはある種の諸刃の剣になるんですよね…だからこそ、報われて欲しかったです。 でも、その続編で
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