子供の頃に見た不思議な光景から始まる、駅を舞台とした物語
【簡単なあらすじ】 ジャンル:現代ファンタジー 主人公は高校三年の就活の最中、小学生の時に目撃した駅での不思議な現象のことを思い出す。大阪駅に就職し、研修中の折に再び不思議な現象そ遭遇する。これが駅の秘密なのだろうか? 上司に質問をするもまだ早いと言われてしまった主人公は、ある日業務の最中に気を失ってしまい……?! 【物語の始まりは】 母が心配する中、小学1年生の主人公は電車に乗り、ここから二十分程度の祖父母の家に向かおうとしていた。 母とのやり取りが長くなってしまった為か、主人公がホームに向かうと電車が出た後であり、次に来るのは15分後。そしてこの15分の間に主人公の人生を変えてしまうような出来事と遭遇するのである。 【舞台や世界観、方向性】 舞台は現代。主人公の見たものが幻でなければ、超能力の存在する世界である。六話にて、少し秘密について明かされる部分もある。 【主人公と登場人物について】 主人公は過去に駅と関係する不思議な体験を何度かしているようである。冒頭の超能力だけでそこまで”鉄道会社には秘密があるにちがいない”と思えるのだろうか? 見間違いではないのか? と思ってしまいそうになるかもしれない。しかし物語が進むにつれ、別の体験や意味深な言葉などがでてくる。それにより”何か秘密があるのでは?” という気持ちがより濃くなっているように感じた。果たして本当に秘密があるのか? それとも気のせいなのか、とても気になる物語である。 そして鉄道会社に就職したものの、指導係が無愛想で早々に気が滅入ってしまいそうな主人公。確かに仕事が続くかどうかは、最初の指導にかかっている気もする。だが主人公は、根性のある人物だと感じた。それは自宅でのあるシーンから感じることだ。 コメント欄へ続く
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【物語について】 主人公は小学生の時に見たことを忘れてしまっていたが、高校三年就活中の最中この出来事を思い出す。そして駅員として大阪駅に就職し初出勤の日から本編は始まっていく。 物語全体では、この業界に関わったことのない人にはとても興味深いことがたくさん出てくる。客としてしか鉄道を利用しない人にはとても面白い物語だと感じた。あまり考えたことはなかったが、鉄道会社に勤めるということは休日に利用する時、会社に行っているのと変わらない。休日に上司に会うというのは確かに気が休まらないなと感じた。他にも、泊まり込みという業務(?)があり、どんなところで寝泊まりするのか。また風呂はどんなところなのか。普段
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【見どころ】 それは小学生の時に駅であることを目撃してしまったところから始まる。その事を再び思い出すのは、高校の就活中だったのだがこれはターニングポイントとなったのではないだろうか? 物語の序盤では駅についてや業務などについて、主人公の体験などから詳しく語られていく。鉄道ファンは当然、鉄道ファンでなくても駅を利用したことのある人ならば、とても興味深い内容だと感じた。話しの流れもスムーズであり、主人公が小学生の時に目撃した不思議な現象と何時繋がるんだろう? と先の展開がとても気になる流れである。しかし6話に入るとその予兆が見られ、あれよれあれよという間にその現象(超能力)の正体に辿り着くのである

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