桜井清志

怒涛の展開に飲み込まれました!
決して悪い意味ではなく、ホラーとして良い意味で、耳を塞ぎたくなるようなワードが頭の中に残りました。 トマトの音、そして何度も聞こえてくる『どこにいる?』という声…。 こんなに恐ろしいお題の使い方があったなんて、ちょっと羨ましくもありました。 僕は実は高所恐怖症なので、それも相まって、トラウマ級の恐怖のシーンもいくつかありました(;'∀') そこへ、主人公の心の声が、怒涛の勢いで流れ続けていて。息つく間もなくクライマックスへ…。 この、物語の中をもがくような息苦しさも、ホラーの醍醐味。 この作品からは、それをすごく感じました。 サスペンス的な人間関係も、人の心の内側や醜い部分がまざまざと描かれていて、読み応えがありました。 人を想う気持ちが狂気に変わる。罪を犯しておきながらも身勝手な幸せにしがみつこうとする姿は生々しく、そこもある意味恐怖でした。 最後まで、もう、すごい迫力でした。 まさに鬼気迫る、危機も迫る。逃げ出したくなるような恐怖を、主人公と一緒に体感させていただきました。 今回、実は締め切りの4時まで踏ん張ったのですが、時間切れでした(T_T) なかなか時間も取れず、仕事との両立が上手くいかなくて。 でも、やっぱり小説はおもしろい。物語にのめり込んで、忙しい日々を忘れさせてくれました。 少しずつ仕事が落ち着いてきたので、また間に合えば投稿したいと思います(^^)/ ありがとうございます。お腹いっぱい、大満足でした(^^)
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桜井さん、いつも感想ありがとうございます。 今回のお題は書き出しのワードが決まっていて、とても難しいものがありました。いまどこにいる?からはじまる会話はわりと使われそうなものですが、いざそこから物語をと考えるとうまく展開させることに頭を悩ませました。 この作品、最初は半分の文字数で書き上げていたのですが、そのときはまだ日にちに若干の余裕があったのであとでゆっくり推敲しようなどと考えていたところ、急に忙しくなって手つかず状態で放置しておりました。そのまま出そうかと推敲に取りかかったところ、主人公を狂気に駆り立てる動機が弱いような気がして、人間の持つ愛憎や悲哀のようなものを入れたいと手を加えはじめ
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