その後が見たい。
読みはじめの印象は、ドラマ相棒に登場する、杉下右京の少年時代を覗いているような感じの印象をうけた。 「ひとつ、よろしいですか?」 ドラマのセリフを借りるなら、少年がこの言葉を使うのだろうと思ったくらいだ。 それと何処かで……… 「細かいことが気になるのが、僕の悪い癖」 この言葉も必ず使いそうだなぁと思いながら見ていた。 しかし、状況は一変する。 その後、衝撃のクライマックスを迎える。 この少年の身に、法的な何かが及ぶことはないだろう。 正に、杉下右京のような刑事が現れなければ。 読んでいてとても熱くなってしまいました。 パンドラの箱を目の前に置かれている時のような中毒性のある物語です。 一度見たら、途中でしおりを挟むなんて事は出来ないくらい、のめり込んでしまう。 凄いお話でした。 でも、二人のその後。 二人とも就職したてくらいのアフターストーリーを、是非見てみたいとリクエストしてみます。 あかつきさんの作品と知り合えて良かった。
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