鷹取 はるな

『記憶喪失』と称するよりも――。
(以下、P1~9までを読んでの感想となります) いっそのこと『アムネジア』と称した方がピッタリではないだろうか?とウットリと思うほどに、柔らかで甘やかな雰囲気に満ちみちています。 そんな『記憶喪失』のお話です。 ――日本語か英語かの違いで、意味は全く同じ言葉なのですが。 響きが違います(キッパリ) 主人公で語り手でもある蒼生の口調は優しげを通り越し、頼りなげです。 『記憶喪失』ともなれば当たり前です。 納得です。 本当に体の方は大丈夫なのか? 『記憶喪失』の原因は一体、何なのか? と、読んでいるこちら側までせいぜい不安定な気持ちにさせられてしました。 当初、蒼生の言葉は文字通り『手探り状態』でフワフワとした、実におぼつかないものでした。 しかしページを進めていくに従いしっかりとした、『確たるもの』へと変わっていきます。 そこで、指定箇所が終了してしまいました! 本作品の「あらすじ」には「(表面上は)記憶喪失』、「実質、記憶喪失ではありません」、「『それっぽい感じ』」という言葉の数々が散りばめられる様にして記されています。 極めつけは「#記憶喪失(?)」のタグでしょう。 もちろん蒼生のその後、お話の行く末が大いに気になります。 気になりますが、それはやはりどうしても『記憶喪失』が鍵になると思うのです・・・・・・
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いつもながら素晴らしい感想をありがとうございます~。 この作品は、一応『記憶喪失』を掲げてはいますが、実質違います。 実は昔「記憶喪失」のお題で書いた話なのですが、書いている途中でもう「……これ、記憶喪失じゃないな」と迷走し、結局記憶喪失は表向きということになりました。 妙な話にお付き合いいただき、どうもありがとうございましたm(__)m
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こちらこそ、素晴らしい機会を頂きありがとうございます<(_ _)> りん様の作品は勝手に「ジワジワ系」と呼ばさせて頂いております。 何時も何とも後を引いて、気になります。 続きも楽しみに読まさせて頂きます。
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