赤葉小緑

新しい時代のサイバーミステリーとでも言いましょうか。斬新な発想で引き込まれます。
 西松清一郎 様の「胡乱(うろん)の者たち」読ませていただきました。  今ではもう常識になったネットの世界をたどりながら現実の真相に迫って  いくというストーリーとして読みました。   私もミステリーが大好きです。中学生の頃からよく読みましたが、自分  が生まれる前の作品(いわゆる推理小説、探偵小説と言われていた時代の   作品)しか読んだことがありませんでした。横溝正史とか高木彬光、松本  清張のあたりです。外国で言えば、クイーン、クリスティ、アイリッシュ  でしょうか。密室トリックは、正にイリュージョンでしたね。実現可能な  完璧な密室だと思いました。また、ネットの動画やデータを駆使して、聞  き込みをしていくのも新しいハードボイルド的な展開を感じました。   そして、何より真相が衝撃的でした。サイバー世界にうとい私ではあり   ますが、これはあり得る犯罪の形ということを感じました。   新しい時代のミステリーを堪能させていただきました。   今後もご活躍をお祈りしております。   ありがとうございました。                               赤葉小緑
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赤葉小緑さん まずは最後までお読みくださりありがとうございました😊 かなりの読書経験のある方に、こういった素晴らしい感想をもらえることは、私にとって非常に価値のある体験です。 「抜け道も抜け穴もない、完璧な密室トリックは可能か」と考えた末に、本作が出来上がりました。実はもう2年以上前のことです。 プロットを練りに練った結果、このような複雑な物語になってしまいましたが、赤葉さんのように文学に精通した方にも届いたかと思うと、エブリスタに来て本当によかった、と感慨深い思いが込み上げてきます。 加えて、もし拙作が赤葉さんの創作活動の一助になり得たとすれば、それ以上の喜びはありません。 私もまた貴
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西松清一郎 様  ご丁寧なお返事ありがとうございます。  推理小説は好きでよく読みましたが、理系なので文学に精通は  しておりません。  過分なお言葉痛み入ります。密室殺人で言えば、私は横溝正史  の「本陣殺人事件」が、大好きです。  密室トリック自体は、インチキくさいところもあるのですが、  お話として、とても好きな作品です。  西松さんのあのトリックは実現可能なものだと思います。  私も新しい時代のミステリーを考えてみたいです。  西松さんの新たなトリックを期待しております。  お体に気を付けられご執筆下さい。  ありがとうございました。            赤葉小緑
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