六葉翼

自由とは?その答えは・・空色のスカートと、ここから踏み出す私の足に聞け!
冒頭から心にすっと染み込む文章です。雨の水や手にすくった清流のようです。初読で、作家さんの人となりは一切わかりませんが。育ちのよい文章というのは存在する。確かにそう思いました。寺田文さんの古い小説【弟】を初めて読んだ時にもそう思ったのです。勿論、本作とその物語は全然違うけれど。この作家さんの文章にもそれを感じました。仕事て疲れきった主人公。怪しげな店。御札が貼られた日本刀。暗い社会の中で生きている。怪しげな店に迷い込む展開。しかし、この語り口で、読者はその先に光を求めます。そうであって欲しい。そう願わずにはいられない。作者のお人柄があらわれた主人公と文章ゆえに。尚の事そう思うのでしょう。技巧や発想も大切ですが。最後まで読ませる。その作品を愛せるかは、書いたその人の心が感じられること。私はこの世界が好きです。そして、この作家さん小物の使い方や、言葉や、会話のセンス、抜群です!また、よい作家さんと作品に出会えた!喜びで、心がぽかぽかになりました!素敵な読書時間をありがとうございます!そして、多くの方に読んで欲しい。他の作品もぜひ読みたいと思いました。
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コメント、して、下さって、本当に、本当に、ありがとう、ございますっ! こんなにも…こんなにも、温かくて、嬉しさに、満ちて、いて、私でも、気付け、なかった、私の、事も、気付いて、頂けて…感謝の、気持ちで、心、ぽかぽか、いっぱい、です…! どんな、賞や、名声、にも、勝る、宝物、ですっ! 本当に、本当に、本当に、ありがとう、ございますっ!

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