Takehiko

永遠というもの
すべてのものには始まりがあり、終わりがある。 どれほど愛し合った恋人たちにも、家族にも 慈しんだペットたちにも、共に過ごす時間は永遠ではない。 それは富めるものも貧しきものも、健康なものも病のものも ある意味公平であり、自然の摂理であるともいわれる。 この世は諸行無常であり、 仏教では「無」である事こそが心の平和の在り方であると諭す。 しかし、人は本来迷う生き物だ。 形のないもに形を与え、想いを投影し、愛おしむ事すらやってのける。 大きな瞳で見つめるロボット、犬の姿をしたAI。 そして画面の向こうにいる仮想の生き物たち。 子供のように善悪を教えられ、褒められたり叱られたり ネットの中で多くを学び、世界とつながることで 何十年もの間に、その深い所に「ココロ」が芽生えることは 決してないのだろうか。 この話はそんなものを愛するすべての人響く 美しい永遠の奇跡の話である。
2件・2件
もっとできた、もっと書きようがあった、そう思えるのにそれが出来な肩自分に歯がゆい思いを感じています、
1件1件
それでも僕は大好きな話ですよ^^

/1ページ

1件