六葉翼

誕生と死、濃度と純度、熱量と悲しみさえもが共存し、昇華される稀有な短編です。
短い物語です。その中にも人が物語に求めるもの。描かれるべきもの。読者が求めるもの。それが凝縮されています。作者さんが描きたいものと眼差し。それがこれからも表現されて行くならば。おそらく読者と作者互いに幸運な関係を築いて行けるのではないか。そんな風に思いました。台詞や鮮烈な色彩。それは恋愛や家族のドラマ・・あらゆるジャンルにおいて普遍的なものを呈示しています。この作家さんはには情熱やセンスの他にサービス精神があると思います。ひとつ感じたことは「この長さよいなあ」ということです。尺の長いお話も読ませて頂きましたが。1話でも出し惜しみせずに思いっきり書いておられる印象です。物語やワードセンスがとにかく優れていて。書けば書くほどすごくなりそう。もしもこの位の長さで1話を1話を重ねて。次話への期待を盛り上げて。小出しに作品を提供するようなズルさ。・・言葉が悪いですね。創作以外の掲載テクニックと言い直します。そしたら、もっともっと沢山の人に読まれる。そんな作家さんに、すぐにもなっていくのだろうな。そんな確信めいた予感がします。読む度に、書くことが大好きで、とてもとても骨の髄まで純粋な作家さん。そんな印象です。小説の掲載の仕方。見せ方は作家さんの個性であり。表現の手段もあるので。蛇足かも知れません。ここは聞き流して頂いて下さい。短い中でも小説を読んだ余韻が素敵!とてもよい時間を過ごさせて頂きました。他作品も楽しみです!
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いつも、いつも、長文の、感想を、頂いて…本当に、本当に、本当に、有り難い、有り難い、です…! 本当に、本当に、本当に、ありがとう、ございますっ! その、えと、この、お話に、続きは、無いです。 その、この、物語は、わざと、短く、して、あります。 もしかしたら、なんとなく、お気付き、かも、ですが…このお話の、前後の、お話、考えると、沢山、沢山、設定が、あると、思うんです。 それも、実は、短い、お話を、書く、時の、コンセプト、でも、あります。 勿論、私の、中でも、ちゃんと、前後の、お話は、ありますが…読んだ、方が、いろんな、想像、できる、様に、するのも、なんだか、楽しくて…私も、読者に、なった、気分

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