サナギ

不気味で奇妙な可愛さ
この話の怖い所は、「人の不幸を喜ぶ存在」を可愛らしいとさえ思わせていまう文体にある 例えば大正ロマンとでも言うのか、舌足らずの童が無邪気に遊んでいるような錯覚を起こさせる もし普通の文体で書いていたら怖くも何ともない話だったかもしれない 作者の言葉選び、言葉選びと言う言葉さえチープに思えるセンスに脱帽しかない
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