仁科佐和子

7ページ目の転機が好き。
「お前、プロでやり残したこと、ないのか?」 がむしゃらだった高校野球時代、白球を追いかけ必死になって頑張ったその結果、試合に負けても悔いはないと言い切れた。 友人の発した冒頭の一言は、プロになって惰性で過ごしてきた年月を振り返る主人公の心にもう一度火をつける。 主人公の心残りを消化させるため彼の周りの男達が動く。 その清々しいスポーツマンシップになんともさわやかな感動が生まれる。 素晴らしい青春小説でした!!

この投稿に対するコメントはありません