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トコダ トコ(旧・床田とこ)
2021/12/31 15:12
二回読むでしょう。
十年ぶりの故郷、思い出の地を巡る主人公の、ぼやける記憶の中の少女への想いをなぞるドラマ作品。 全て読み終えたあと、その要素ひとつひとつに理由があることは分かりますが、その詳細は一切語られません。でも、ぼんやりとやわらかい比喩と追憶を掬うような描写はとても印象的で、その「理由」よりも大切な還るべき運命のようなものがそこにあることを、私たちは切なさとともに気付かされるのです。 悲しげで美しい、はかなくてきれい、切ないのに忘れてはいけない。そんな不思議な感想を持って、すぐに二周目を読んでしまいました。 この小説、好きです。
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鷹尾だらり
2021/12/31 16:49
素敵なレビュー、本当に有り難う御座います。 初読時の違和感を再読時に理解できるような作品を目指して書いていた記憶があります。 ノスタルジックな空気感と切なさを楽しんでいただけたならば幸いです。 私の目指した美しさも儚さも、切なささえも読み取ってもらえ、二周もしていただけた喜びや光栄は、筆舌には尽くしがたいものがありますね。 古くから「犬は人につき、猫は家につく」との言葉がありますが、「ならば人は何につくのだろう?」と思う今日この頃。こうして素晴らしいレビューをいただき、もう一度自分の作品と向き合えた今は「記憶につくのだろう」と一つの答えを見つけられた気分です。 この度は素敵な感想・レビュー
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