ジエームス

銀は無事なのか! そんなドキドキした気持ちになっています。 この後の展開が楽しみです。 銀と紅葉が対照的であるというところをこの先 説明文ではなく、エピソードや描写を加えて表現することができれば 作品に奥行が増していく気がします。 村のみんなで食料を分け合って食事をするあたりが私はお気に入りです。 宗教的な文化があるから、魔法のようなものが存在する。 そんな気にさせてくれます。 また、まだ未熟な若者にとっては神様の存在より現実的なもののほうが 受け入れやすい。 その葛藤が伝わってきます。これから成長や変化があるのではと期待が持てます。 蜘蛛がでてきて、蝶がでてくるあたりも 読んでいて、あれこれと話の展開を想像させてくれます。 細かいことを指摘するのであれば 設定や世界観をどこまで一定にするのか、その線引きです。 私が読んだ印象は、古風で攻めるのか、近未来でいくのか……。 例えば、「腰のベルト――」「――広めのスペースに出た」 私は日本昔話のような感覚で読んでいたので ベルトはまだ、許せましたが スペースときたときには、あれっ? と思いました。 「※5桐……5kmくらい」ここにも面白みを感じるだけに なるべく外来語は避けたほうがいい作品だと個人的に思います。 ある程度ページ数が進んだころに、また読みたいです。 楽しみに待っています★

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