森の不調和の原因は
ファンタジックな世界観の中に森のリアルな環境事情を描いた作品でした。 森の不調和と動物たちの話によって、魔女ステラは生態系の乱れを知り、要となる熊を元気付けに行く。本来ならば生物たちの脅威であるはずの熊が、むしろ捕食される側から活躍を望まれるという逆転の発想が面白く、考えさせられました。 はじめは人間が増え過ぎたせいで地球の生態系が狂ったことを示唆する物語なのかと思いましたが、そうではなく、あくまで王者たる熊の懊悩が不調和の原因であったところに意外性があり、面白かったです。
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