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葛和蛙蘭(蛙月)
葛和蛙蘭(蛙月)
2022/1/16 18:23
~『誰かと出会うため独りきりで生まれるこの世界で』あとがき②~ 書きながらずっと思っていたのは「私が書きたいのは『孤独』」なんだなということでした。 孤独は誰かと寄り添うことで初めて埋め合うことができる。 孤独は特別なことでもおかしなことでもない。だって人はこの世に生を受けた細胞のひとかけらの時点から一人ぼっちなのだから。一人きりなのが当たり前なのだから。 誰しもが孤独。孤独で生まれてくる。それが通常。そこに幸も不幸もない。 幸せは、この世に生まれて初めて他者と出会うことで理解するものなのだ。人が一人きりで生まれてくるのは、誰かと出会う喜びを得るためなんだ。 そういった思いをこの小説に表現したくて、書き続けました。 海と陸、それぞれを「誰か」と出会わせて幸せにできて、頑張ってきて本当に良かったなと思います。 さて、海と陸の物語はここで終了ですが、実はサブキャラ達のエピソードも頭の中には用意してありました。 夏目先生や操ちゃん、野瀬先輩や崇彦くん、いろんなカップルがいますが、他にも考えているカップリングは色々ありました。 現在はBLは書かないつもりなので彼らのその後を書く予定はありませんが、万が一どなたかご要望がありましたら、ご連絡いただければ幸いです(笑)嬉しくてついつい書いちゃうかもしれません(笑) それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。 この作品が、お読みいただきましたあなた様の胸に少しでも何かの余韻を残すことができましたら、作者としてこの上ない喜びです。 ありがとうございました。
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