雲灯

どちらが本物か? どちらも本物か?
工作員が殉職し、生前同意して取られたバックアップが日常に戻ってきた。 しかし妻はバックアップを拒絶し、彼自身や周囲は否応なしに目まぐるしく変化していく。 '30〜'60年代を連想させるティムの気さくでハードボイルドな性格、ニューロンネットワークやロボットを駆使した先端のSFの両輪が世界観を支えつつ、サスペンス要素もあり、最後には人の真の強さを垣間見た見た気がします。 掌編の文字数で長編と同じ密度のドラマを楽しめます。 ぜひおすすめです。
1件・1件
雲灯さん、はじめまして。 といいつつ、いつも作品拝読しています! 素敵なコメントをありがとうございます。コメントが本編より恰好いいですねマジで。 今回の話は懐かしい感じがするという感想をいくつかいただきまして(書いた本人もそう思った)、なんだかSFファン共通の読書遍歴というか、背景のようなものを感じられたのも嬉しかったです。 ありがとうございました。
1件

/1ページ

1件