青端佐久彦

明けましておめでとうござ候! 佐久彦です。 今回は下曲陽城の戦い一日目、東側の模様をお伝えしました。 もうね。いろいろ起こってます。 鍛春の回復フラグが一段回進みましたね。彼女はまあ、二十段階くらい回復したら関羽と幸せになれるんでしょう。まあ、たぶん。たぶん、二十段階くらい。 あとはー、新キャラが出てきた。 郭泰、韓暹、胡才、李楽ですね。 後に白波賊として活躍する黄巾の将ですね。 白波賊は黄巾の乱終結後に黄巾軍残党が白波谷に拠ったのが始まりでそう呼ばれるようになる賊です。 初代頭領は郭泰。郭泰の死後は韓暹や胡才、李楽、楊奉といった者たちが兵を指揮して時に後漢に従い、時に略奪をして生き抜こうとするのです。 郭泰は結構序盤で死んでしまうらしくあまり記録の無い男です。けれどやはり、黄巾軍残党が頼りにしたくなるような魅力や能力があったのでしょう。優秀な指揮官タイプにして見ました。 韓暹は漢字の変換に苦労する軽武将です。 群雄たちの間をうまく泳ぎながらしばらく生きていく男です。なので彼も頭脳派タイプにしてみました。 胡才は怨恨がもとで殺されてしまうという最期が史書にあるので、武闘派寄りにしてみました。 李楽は胡才と行動をよく共にしていたので女性化して胡才の側近みたいな扱いにしてみました。怨恨がもとで胡才は死んでしまうのですが、それが李楽に原因があると面白いかな、と思ってます。 さてさて。 ついに龍騎団からも脱落者です。 蘇張頭領、厳。 本名、蘇双。 最初の脱落者は彼です。 いや、正直、ここで死人を出すつもり全くなかったんだけど、白波組の強さをアピールしたくなっちゃって………。 でも、結構ファインプレー。 頭領を失った蘇張は同じく頭領が戦鐙不能となっている沌狼と同じ状況になりました。 これで、九鬼を辞めて龍騎団に残るという選択肢を陳がとりやすくなります。 九鬼最大勢力の蘇張が龍騎団に入るというのはある意味で、陶謙が提示した『九鬼の半分以上が賊をやめる』という部分を達成したことにもなります。 九つの賊団の内五つ以上が解散する。陶謙はそのつもりで言ってますが、三百人の賊の内百五十人以上が賊を抜けても達成条件になるわけですね。 まあ、劉備はそんな方法とらないでしょうが、陳が龍騎団に残る派になったのは大きいんじゃないでしょうか。 ではでは。 次は二日目。また次回!

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