宮島ミツル

美しい文体とたしかな考察により練られたストーリー
 公開された分まで全て読みました。文調は大変格式高く、ボルヘスを思わせるような知的な一節もあり、文字を追うだけで十分楽しめます。だからといって古臭さは感ぜられず、筆者本人の感性も織り交ぜられた、全く新しい作品として成立していると思いました。  文体にくだけたような調子はないですが、何が起こっているかを追いやすい良文で、するする読むことができます。  ストーリーに登場する道具も歴史的興味を抱かせる香りがあり、筆者が標榜する歴史Sci-Fiという言葉にも合点がいきます。  連載中とのことなので、今後も楽しみです。是非沢山の人に読んで頂きたいと思える楽しさです。
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感想ありがとうございます。過分なお褒めの言葉をいただき、恐縮すると共にとても励みになりました。 忙しさにかまけてしまって更新が滞りがちなのですが、完成に向けて一層頑張って行こうと思います。 今後ともよろしくお願いいたします。
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