羽餅 みな

切なくも、心を打つストーリー
「UK-1」、読ませて頂きました。ありがとうございます! まず最初に思った事としましては・・・、AIが進んだ近未来の世界観、これが本当に素敵です。 ただ、近未来なのに、どこかもの悲しさがあるリアルなストーリーに、読んでいて切なくなります。 中でも、そのAIロボットが、育児専用というのが憎いですねえ。 この世界で、共働きが今以上に進み、両親共に子どもに手をかける事がなかなかできない世界になったら、あるいは少子化が進んだら、はたまたAIが更に進んでいったら・・・、本当にこういう日が来ちゃうのかもしれない( ;∀;) 主人公の子が、心の奥底では母親を求めて、でも健気に働いているところも胸を打ちます。 お母さんロボット(と言っていいのかな)と出会った時には、何かしらの奇跡を望んでしまいましたが、そうですよね。 そもそもUK-1は、不具合があるんですもんね・・・ 全体的に少し暗く、切ないお話ですが、ただ悲しいだけではなく、心に残るストーリーだと思います。 何より、「UK-1」で、通称「雪」とオシャレに読んでいる感じにも、作者様のセンスを感じます(*'▽') 素敵なお話をありがとうございました!
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