海坂依里

「いつか、好きと言えたなら」あとがき  私は流行を追いかけない創作をやっているので、0PVが当たり前を覚悟していました。  ですが、予想を反して本当に多くの方に読んでもらうことができて、とても嬉しかったです。心より感謝申し上げます。  こんなにも多くの方に読んでもらえたからこそ、タイトルの「いつか、好きと言えたなら」の意味を描き切れなかったことが大変悔やまれます。  病気を寛解できたら書きたい、書きたいと願い続けて数年。  未だに願いを叶えることはできていませんが、必ず病を寛解できると諦めることなく、「いつか、好きと言えたなら」の世界を今後も想い続けていきます。    初めての百合作品を多くの方々に閲覧いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。  もっともっと続きを書くために登場してくれたキャラクターたちですが、病気を理由にエタらせないために一旦完結を迎えます。  「いつか、好きと言えたなら」を読んでくださった方、ちらっと見かけてくださった方、通りかかってくださった方、宣伝してくださった方、ブックマークや評価・コメントを通して応援くださった方。  そして何より、この『あとがき』まで辿り着いてくれた読者様。  関わってくれたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。  自分を愛することができなければ、他人には愛されない。  どこかで、そんな言葉を聞いたことがある。  でも、私はいつまで経っても自分のことを好きになることができない。  そんな私はきっと、誰からも愛されない。  でも、私の大切な人だけは、絶対に守りたい……。  作品に触れてくれた『あなた』がいてくれたおかげで、病気を寛解させたときに「いつか、好きと言えたなら」の続きを書くという夢を抱くことができました。本当にありがとうございました。                              はたやえり 
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