一ノ瀬樹一

『わすれがみ』 https://estar.jp/novels/25894387 最新話します。 窓から聞こえた怪音の正体とは? ■あらすじ とある田舎町に、かつて「お願い山」と呼ばれていた山がありました。 大昔、その山の頂上にある展望台に住む神様に、多くの人が願い事をしに訪れていました。 ある者は流行り病の母を治して欲しいと願い、ある者は思い人といつまでも幸せで暮らせますようにと、様々な願いで溢れていました。 しかし、歴史を重ねるにつれ、人々の暮らしが豊かになると、展望台に訪れる者はなくなり、小さな祠も見る見る朽ち果て、やがて記憶からも忘れられてしまいました。 それから随分と時が経ったある日の夕方。この展望台に訪れる小さな影か二つ。 幼い二人は、この山に住む神様の噂を聞き、展望台に訪れたのでした。 この二人の願いが、その後の人生を大きく変えることとは知らずに……。 忘れ去られた神様と、願い事をしたために、運命を狂わされた二人。 幸せとは何か、人生とは何かを描くヒューマンドラマ。
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