うづきあお

美しく儚い、そして胸が熱くなる物語です。
更新分まで拝読致しましたので、応援を兼ねて感想を書かせて頂きたいと思います。 胸に迫る切ない物語。 私が最も苦手とするジャンルです(すみません…)。 ですが読み始めると、もうどうにも止まりませんでした。 語り手はトランスジェンダーの悩みを抱えるサブリナ(呼び名)。 そのサブリナの繊細な感性が文体から優しく溢れ、読み手をするりと物語へと案内してくれます。 ベースのリイト、ドラムのキンヤ。 二人との出会いは高校時代まで遡ります。 サブリナから見たリイトとキンヤが丁寧に描かれており、四年後の現在に戻った時にはすっかりこの三人組が好きになっていました。 辛い出来事もありますが、その中で光る本物の友情に何度涙をこぼしたことでしょう🥲 ずっとボーカルが決まらないバンド『死蝶』。 そこに現れる、言葉を発しない少女ユキ。 リイトが手にした一本のデモテープとは何だったのか。 ユキは何故話そうとしないのか。 疑問をやんわり投げかけておきながら、その答えは意図的に物語からひしひしと伝わってきます。 読み手は常に期待と予感、そして不安を胸に、その瞬間を固唾を飲んで見守ることに。 この構成が本当に素晴らしく、終始惹きつけられてしまいました。 ラストも全員幸せでハッピーエンドではないと明白なのですが(泣)、彼らがどのように物語の最後を飾っていくのかが気になって仕方がありません。 そこには切なくも優しく美しい「永遠の何か」が必ずある。 そう思わせてくれるストーリーだからです。 作者様の確かな実力による芸術的な表現と細やかな気配り、そして詰め込まれたこだわりは、読んでいてとても心地よかったです。 読み手を選ばない魅力的な物語がここで静かに輝いることをお伝えしたく、感想を書かせて頂きました。 どうもありがとうございました😊
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感想いただきありがとうございました。 多分なお褒めの言葉、そして文庫の巻末を読んでいるような解説に恐ろしくテンションが上がりました。 今日は最高な気分な日、突然路上で赤の他人に殴りかかられてもキレない気がします。あ~気分良いんで一発ぐらいでしたらお好きにどうぞ、みたいな(笑) 本編連載中ですが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです。 今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m
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こちらこそ素敵な物語をありがとうございました。 最後まで目を皿のようにして読み進めたいと思います👀✨ 路上の赤の他人に代わりまして、わたくしめがFAでお見舞いしたパンチも正面から効いたみたいで良かったです(*´艸`*) ♡ マイスウィートユキはほんと可愛くて大好きです✨
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