三条

女性社員の奮闘と個性豊かな登場人物
主人公の山田ハルさんが、主任からセンター長に任命される異例の人事移動から物語は始まります。 でも嬉しいことには裏があるもので、実際には従業員全員の解雇をするという極めて悲しい仕事をさせられることになります😖 山奥田物流倉庫に行くためにタクシーに乗り込むと、夢を叶えて倉庫で働く娘さんの話を聞きます。娘さんを含めて従業員全ての人を思うと、センター長はとても言いにくいのではないかと思いました😖 センター長がはっきり支点のどこかで働くか辞めるかと告げると、茶髪の男性が声を荒げます。 でも、親しみやすい人に囲まれて、おいしい料理にセンター長は驚きながら食べました🍀 センター長が倉庫のことを二ヶ月調べると、安全で徹底した管理がされているのがわかります。読者としてもこれだけ素晴らしい倉庫が消えてしまうのはとても勿体ないと思いました😖 センター長に最初に敵対した荒井さんが、センター長のことを好きで照れる様子は微笑ましかったです🍀 六ヶ月後、センター長は従業員全員の退職届を預かり、本部長の所に行きます。これからどうなるのだろうと、不安と期待の気持ちを抱きながら読み進めました。 センター長はなんと自分が解雇になるのは覚悟して、従業員全員を再就職させました! 本部長が意地の悪い笑いをしますが、センター長が立ち向かって勝ったと思いました。 爽快な終盤、とても嬉しい展開だと思いました🍀 全体的に個性豊かな登場人物が多くて感情移入しやすいと思いました。風景や感情の描写が秀逸で素晴らしいと思いました⭐️ 素敵な小説を読ませて頂いて、ありがとうございます🍀

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