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旅に出る
青鷺たくや
2022/2/27 20:06
新しい境地が見えますね
如月さんと言えば、人間の感情の豊かさを多彩に描く魔術師というイメージで楽しませてもらってきました。時には恋模様、童話、サスペンス…その発想の才能にはいつもうらやましい好きな作家さんです。ところがどうでしょう、今回はそんな柵を捨ててハンドバッグ1つでいままでの主人公の鎖を解いて、初めての人生の旅に踏み出したちょっと驚きな希望に満ちた作品でした。おそらく誰もがなんらかの背負うものから自分が縛られています。もし文学が人々を魅了するのであれば、作品が自分にはできない夢の世界に連れていってくれる、ということが人々の心を動かすのだと思います。シャンゼリゼの夜景を見るだけに人生を賭けてみてもいいのだなあ、と勇気をもらいます。なぜなら人生は一度きりだから。さてオレンジジュースを飲み干したら新しい自分を見つけるために翼を広げてみようか、と触発されてしまった時点でまた如月ワールドに引き込まれていきました。 素敵な作品ありがとうございます!
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如月亜唯
2022/2/27 21:15
ありがとうございます! 人生とは、いくつになっても初めての体験をすることができるのだと、改めて感じています。幼い頃は、自分の思い描いた世界の中でたくさんの夢を見て、それに向かってたくさんの努力と勉強を繰り返して成長していきます。しかし、数えきれないほどの経験を積み重ね、大人へと年を重ねる度に、多くの柵からだんだんと抜け出せなくなり、その場で足踏みしてしまいがちです。その抱え込んでしまった荷物を下ろした時、見えなかった自分や、やり残してしまった思いをもう一度見直すことができるのではないかと感じています。 もし、今の場所から飛び出したい、自分を変えたい、と感じた時は、新たな世界へ向かう第一歩なの
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