蘇芳

ページコメントありがとうございます。 犬獣人ばかりを書いているのですが、現実世界では猫派、これまで3匹の猫と暮らしてきて本物を知っているので、逆に書きづらかった記憶があります。 おっしゃる通り、一緒に暮らしてきた猫たちも勘が鋭く(どんくさいのもいましたが)、私たち家族が考えることを先回りしようとしていたのを思い出しながら猫塚というキャラクターが生まれました。 猫獣人として生まれながら、自分の「猫らしさ」を嫌う/恥じるキャラクターはどんな感じになるか、あるいはどうして「自分らしさ」を恥じるに至ったのかを書こうとして、字数に収まらずに色々削ったり書き直したりした結果、こんな感じになりました。 これまで、犬獣人ばかりがカメラの中心に来る物語を書き続けていましたが、今回、多数派ではなく、どちらかといえば日陰に追いやられがちな犬以外の獣人に焦点を当てる良い機会になったなと思っています。 犬獣人らしさを隠そうともしない柴本とは色々な意味で反対の要素が多いですが、その一方で共通する部分も少なからずある……と思います。 今後、物語の中で接触し、おそらく揉め事も起きるとは思いますが、引き続き応援していただければ作者として幸いです。
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