へい!

ついに卒業式。りよっちも春から自衛官さ。不安しかないけど、がんばる予定。 りよっちは泣いた。みんなと別れるから? 自衛官になるから? まー、どちらもだ。 りよっちは、あーちゃんに言われた。 「りよ。あたしたちのために戦ってね」 「う、うん」 「あたしたちも高校生活がんばるから」 りよっちは、あたしも高校行きたかったなーと思う。あまり自衛官になりたくない。 でも仕方ない。こういう時期だ。ウクライナ情勢が切迫してる。 りよっちが戦わないで誰が戦う。 りよっちは、でも、そんなに悲観してない。戦死しても靖国に行けば、ひいおじいさんに会える。 「よし!がんばろっと!」 りよっちはオモチャのマシンガンを磨いた。春からホンモノだ。ドキドキしてきた。 卒業おめでとう!りよっち!! あーちゃん!
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高校に入ってりよとは別れることになって、もう会えないかもしれないけど、それでもわたしはわたしなりに前に向かって進みます。りよは自衛官!わたしは対極で平穏な毎日を送る……いや、そんなことはない!高校では色んな試練がある。わたしはそれに押しつぶされる。これは決定事項だ。だからりよの背中を見て、わたしも頑張らなくちゃと思って、よっこらせと立ち上がってみるのだ。それからのことは、後で考えればいい。 ありがとう、たかっち!
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ふふふふふ! 燃えてるな!
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