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Bitter Sweet Candy
鷹取 はるな
2022/3/30 19:06
最後の最後で、やっと・・・・・・
(以下、P47~68までを読んでの感想となります) 以前、P33~38とP41~46とを読んでの感想を、「恋人同士としての二人のこれからがとても楽しみです」と〆ました。 その「これから」に、やはり「乗り越えなければならない問題」が二人の前に立ちはだかります。 それは当事者同士でなければ到底分かり得ないような、実に悩ましい内容です。 とてもじゃないですが、親しい知人たちにもなかなか相談出来るものではありません。 私は常々、お互いの想いが通じ合い晴れて恋人同士になっても=『めでたしめでたし』にはならないと思っています。 恋人として付き合い始めると、それなりにそれ相応の『悩み』も生じてくるものです。 個人的に、BLは特にその『悩み』が多岐にわたると感じます。 今回、私が読まさせて頂いたはまさに、恋人同士となった慶尚と翼とがそれらに向かい合っていく箇所でした。 二人の問題に立ち向かうにはその前に、先ず二人で話し合わなければなりません。 本作品では一つひとつのやり取りが、とても丁寧にきめ細かく描かれています。 二人がお互いに言葉の限りを尽くすのは、それ程までに強く作者様の想いが込められているのに他ならないからだと私は思います。 物語の終盤、文字通り二人は手と手とを取り合い、とある『山』を一緒に乗り越えて行きます。 他の恋人たちの多くにとっては、実にあっさりと越えられてしまうようなささやかな山かも知れません。 その先には、慶尚からのメガトン級のサプライズ投下が待ち構えています。 私の中での『慶尚株』がストップ高になった瞬間です。 是非ともお読み頂き、プレゼントをされた時の翼と同じ驚きを、甘さを皆様方にも存分に味わって頂きたいと思います。
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りん
2022/3/30 22:14
相変わらずの素晴らしい感想をありがとうございます! 恋が実ってハッピーエンドも好きなんですが、せっかくなので初々しい二人にはとことん初々しく頑張ってもらいました。 最後までお読みいただけて本当に嬉しいです。慶尚も負けっ放しのまま終わるのは可哀想なので……。 本当に、どうもありがとうございましたm(__)m
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