青端佐久彦

状況説明回+α。 どうも、佐久彦です。 今回は今まで起きていたことを整理する回であり、黄巾軍側にはわからないけど静かに状況が動いてる回でもありました。 傅燮の存在を忘れてる読者もいたのではないかと。 このために、初日から傅燮の描写をしてなかったんですよね。 とはいえ、作戦自体はかなり初期から李需や劉備が予想していましたね。 それがようやく動き出す訳です。 これが為れば、この戦場も詰みです。 週刊連載だったらどんでん返しがあるものですが、ないよ。 もう、⑪だもん。 三幕、なげえよ!! あと二話とかかな、たぶん。 皇甫嵩に関しては、あだち充の『クロスゲーム』であかねちゃんが病室で目を覚ますシーンをオマージュしてます。 重症のはずですが目を覚ましました。 ホントにこいつは普段サボるくせに大事な時はしっかりと存在感を出していきますね。 あとで郭典には怒られるのでしょう。騙したな、って。 張宝は南の戦場から目を逸らさせるために董卓を派手に動かした、と考えていますが、皇甫嵩はもう少し先を見ています。 南から目を逸らさせて、東の董卓を南の戦場に乱入させました。そこで下曲陽城の指揮官たちは慌てたように南に注目します。 ここで張宝たちは皇甫嵩の狙いをわかったつもりになって気が緩みます。 けど、それすら、北から目を逸らさせるための布石です。 皇甫嵩は下曲陽城の周辺地理を確認した時にこの状態を描きました。 黄巾軍の参謀である張宝。 曹洪から話を聞いた時、並の参謀ではないと考えた皇甫嵩は、一段目を読みきられると仮定して二段階の目逸らし作戦を組み立てたのでした。 さてさていよいよ終盤。 皇甫嵩が積み上げてきた作戦が一気に火を噴くことになるか、それとも。 黄巾軍がまだまだ意地を見せるのか。 次回をお楽しみにお待ちくださいませませ☆

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