瑞希 涼

記憶は改竄される 辛さからの逃避により海馬が宿主の意思に関係なく生体にとって害悪となる経験は 無意識のうち生体維持の為に意図的に成される事もあり、そして良い想いでも苦痛の 方が大きければ嫌な記憶しか残らず50年後になり私の幼き頃に確かに愛情を注いでくれていた父親の行動を年老いた母親から聞かされた真実により幼児性健忘で消えていた記憶が一つ繋がり儘ならない我がのこの世のプログラムの過酷性を見つめる。
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