ともなり

超・妄想コンテスト『初めての〇〇』裏会場👑銀賞受賞作品
お稲荷さんのお使いの狐視点で見守られる初々しい恋愛物語。幼馴染関係にある少女に生真面目で秘めた思いを向ける主人公の不器用さがどこか愛おしく、応援したくなるお話でした。熱い展開や劇的に話が動く事はありませんが、始終感じられる少年の一途さと、それに気付かず昔と等距離で夢を追う少女の対比も面白く、それが最後にバランスを変えるのが爽やかで余韻を引きました。また一人称で綴られる文章も非常に読みやすくされており違和感を感じさせない様にしていました。少し残念だったのが、せっかくのお狐様の設定があるのにあまり活かされていない事でした。
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銀賞選出と丁寧な選評、ありがとうございます。銀!嬉しいです。 最後のご指摘は、実は私も自覚ありまして……ちょっと情けないですね。精進、精進。 文章は思うところありまして、それまでと違う書き方に挑戦したつもりなので、言及頂いて嬉しかったです。今後ともよろしくお願いします。
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質の良い作品を寄せて下さいましてありがとうございました。

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