けいたん

みなさんこんにちは(=^ェ^=)けいたんです。 大型連休、ことしは飛び石ですね。 私は暦どおりに出勤しますので、三連休が二回、何しようかなあと思案して本屋さんをうろうろ。 ようやく児童書のコーナーでひびっときた本に巡りあって温存していた図書カードで購入しました。 朝比奈蓉子作『わたしの気になるあの子』 私が本を選ぶときに重視するのは、文字組。 読みにくそう、読点が多いなとかちらっとでも感じたらもうアウト。 図書館で借りるのなら、そこは無料ですし、とにかく読んでみようとチャレンジしますけど、やはりお金を出して買うからにはシビアになっちゃいます。 この作品、ジェンダーについて子どもの目線、大人の目線が交錯しながら考える内容で、視点が入れ替わるタイミングが絶妙。しかし、かなりしっかり読む姿勢を持たないと、誰の視点なのかを見失いそうになる。 この辺りは読み手側に求められる読解力ですから、負けずに(?)しっかり食らいつきます。 児童書の棚には、人気アニメのノベライズから私が子どものころに夢中だった本までが並んでいます。 読み専と名乗っているゆえんです。 私は本を読むことが大好き。 けれど本を所有することには無頓着です。 溜め込むことに罪悪感すらあるのです。 電子書籍に切り替えてからは本棚の整理から解放されましたが。 読みたい本があるうちは、書きたいという気持ちにならない。こんなすばらしい作品を読んだあとに私が書くなんてむりむり無理!という訳でもないです。 すばらしい本に出会った喜びでぼーっとしている。感じたこと、考えたこと、自分の心に響いてきた、あらゆることばを吸収している間はエネルギーを溜め込んでいるところなのでしょうね。 最近、もう一冊買いました。 角田光代作『世界中で迷子になって』 旅行に気分になりたくて買いましたが、旅行に行くとは?哲学的な命題に直球で向かい合う、読まれることを意識して書いた日記みたいな作品です。 エブリスタでもこのところスコップ活動ばかりしていて、休載中としている作品がいくつもあり、続きを待っていてくださる皆様には本当に申し訳なくて。 本屋さんで、本を買ってバックに入れると、ふだん使っているほかの荷物とすぐに同化しています。 けさは雨の音で目が覚めました。これはかなり降ってる。休みモードなのに出勤要請がかからないかとひやひやしてきました。
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