素晴らしい
現実は残酷な物だ。 希望の光を見たとしても、それが幻に過ぎないことなんてしょっちゅうだ。 頑張れば何事もうまく行く。 夢は叶う。 これは、そういった環境に置かれた人たちが発する言葉であって、この物語の主人公のような人々には当てはまらないかもしれない。 その現実を受け入れられない子供が、我慢のできない大人になる。 話の趣旨は少しずれるかもしれないが、こういう話も子供たちに読ませるべきだと思う。 そして、この子を救ってあげたいと思った。 僕は全く違う物語を書いているが、出来るなら私の物語の主人公たちが、例え小説の中だけでもこの子達を救うことが出来たらいいのにと、本気で思ってしまった。 いいお話だった。
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