雲灯

読み終わってからずいぶん経ったときにこそ。
失礼ながら、このお話を読み終わったのはかなり以前のことでして、その時に「あれ、感想送ってなかったっけ……」と、感動したのにずっとアクション取らないままにしていて長らく経っておりました。筆不精ですみません。 あまり大きな声では言えませんが、私も一年前に病院で発達障害の診断が降りた身です。 診断後に、改めて当作品以外にも発達障害を題材にした作品を数作読ませていただいておりますが、読み終わったあと何かつらいことがあると決まって思い出すのは『訳ありピアノ演奏者』であり、和也やあかり、一二三さんなのです。 名状し難いつらさとか、いくら言葉にしても誰にも理解してもらえない思いだとか、でも、それでも、生きていく道が人それぞれあるのだと、いつも励まされております。 読んでだいぶ時間が経った後に、改めてこの作品に出会えてよかったと思いました。 素敵なお話をありがとうございます。
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雲灯様 こんにちは!コメントしていただき、ありがとうございます! 健常者とはどうしたって分かり合えないことって、必ずありますね。 この小説を書いたのは、誰かの支えになれたらと言う思いが根っこにあります。 発達障がいを持っていると、孤独を感じる部分はあります。 ひとりじゃない、世界のどこかに同じ思いをして、同じような経験をしている人がいると思えたら、きっと心が軽くなると思って書きました。 少しでも心が軽くなって貰えたのなら、この小説を書いた意味はあったし、大成功です! まだいくつか小説の構成を持っており、その中には数年後の和也とあかりも出てくるものもあります。 本職も執筆業なので、次の小説
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