ともなり

超・妄想コンテスト『卒業』裏会場👑銀賞受賞作品
姉の様に慕う隣のお姉さんの大学受験に合わせて寂しさを募らせる少女のお話。前半においてその関係の距離を直喩隠喩様々な手段を使って読者に伝えた後、それが少しずつ、かつ駆け足で変化してゆく様子を綺麗に表現した作品でした。 思う相手は冒頭において受験に向けて他の事など目もくれていないだろうと言う様な振りをして置いて、実はそうではなく大切な妹分に向けて想像以上の気持ちを向けている事が意外な形で明らかになり、主人公は冒頭とは打って変わりそれにつられる様に行動的になり、自然と心を重ねて行く様はとてもキラキラしていました。 作中言及は去れていませんでしたが、この主人公の一連が総て彼女を思いやるお姉さんの気遣いに思えて仕方ありませんでした。
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 この度は素敵な賞をありがとうございます!  「前半においてその関係の距離を直喩隠喩様々な手段を使って読者に伝えた後、それが少しずつ、かつ駆け足で変化してゆく様子を綺麗に表現した作品でした。」こうおっしゃっていただけてとても嬉しいです。まさに意識した部分でした。意図して書いたものが伝わっていて安心したのと同時に、自信にもなりました。  「作中言及は去れていませんでしたが、この主人公の一連が総て彼女を思いやるお姉さんの気遣いに思えて仕方ありませんでした。」こちらも、そう捉えていただけたこと、とても嬉しいです。書いている最中に私自身もそのように捉えることが出来るな、と思って書いていましたのでこのよ
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いつも質の高い作品を寄せて下さいましてありがとうございます。

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